「博多人形未来展」が、7月26日(火)〜8月7日(日)の期間、福岡市博物館2階はかた伝統工芸館で開催中です。
今回の展示会は、アクロス福岡で昨年8月に開催された「博多人形未来展」に続くものです。伝統的な博多人形のデザインでなく、現代の生活や趣向に合わせ、かつ博多人形師の自由な発想により生み出された作品の数々をお楽しみいただきます。
出展する博多人形師は10名、作品は31点あり、とても見応えがあります。
開催期間中の週末は博多人形の絵付け体験も行われます。
*はかた国際工芸協会会員の緒方恵子、梶原正二の作品が展示販売されます。
博多人形未来展
1.日にち: 2022年7月26日(火)〜 8月7日(日) *月曜日は休館日
2.時間: 9:30 – 17:30(17:00までに入館)、金土日は9:30 – 20:00(19:30までに入館)
3.入場料: 無料(体験は有料)
4.博多人形絵付け体験:
(1) 日にち: 7/29金、30土、31日、8/5金、6土、7日
(2) 時間: 1回目:10:00 – 12:00、2回目:13:00 – 15:00、3回目:15:00 – 17:00
(3) 料金: 1,000円(税込)
(4) 人数: 各回10名様 *先着順で事前予約は不要です。
(5) 場所: 福岡市博物館 1階 「講座室1」 *博物館館内マップ
(6) 備考: 絵付け体験する人形は、当日の担当作家によって変わります。
5.主催: 博多人形商工業協同組合
6.お問い合わせ: はかた伝統工芸館
住所: 〒814-0001 福岡市早良区百道浜3丁目1-1 福岡市博物館2階
TEL: 092-409-5450
URL: https://hakata-dentou-kougeikan.jp/
はかた国際工芸協会の緒方恵子の作品「明和/令和 その弐」は、二人の着物を来た女性が向き合っています。写真の左側が明和の女の子、右側が令和の女の子です。
江戸時代の明和の女の子が使っていた紅板(携帯用の口紅)を、右側の令和の女の子が帯留に使っているのが分かった、というシーンです。
また、杉の木でできた作品の台は、博多曲物の柴田玉樹が作成しています。柴田玉樹の家業は18代400年の歴史があり、明和年間(1764年 – 1771年)にはすでに業を営まれていることから、この台は両者(明和と令和の人形)の間の時間をつなぐ象徴でもあります。
はかた国際工芸協会